29 小さな店のささやかなSDGs その2

こんにちは。料理人の佳子です。
とうとう7月。日が長くなって、午後7時でもまだ明るい昭和町です。

小さな店のささやかなSDGsのもう一つが、「食堂あおぞらから世界の子どもたちへ」。
ペットボトルのキャップを食堂あおぞらにお持ちいただければ、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(略称JCV)に、「食堂あおぞらとお客さま」の名前で寄付するというプロジェクトです。

1日に4000人、20秒に1人の赤ちゃんや子どもが、ワクチンがないために命を落としているんだそうです。
そこで子どもにワクチンを、と1994年に創設されたのがJCV。
実は、同法人の事務局長、奥寺憲穂さんがあおぞらの料理人、佳子と元新聞社の同僚で、お互いメディアのしごとを卒業し、異業種に転職して久しぶりに再会したことがきっかけで、この「食堂あおぞらから世界の子どもたちへ」プロジェクトクトを始めることにしました。
JVCにご興味がある方は下記のHPをご覧くださいね。
https://www.jcv-jp.org

奥寺憲穂事務局長によると、
「ペットボトルの本体の回収・リサイクルは、高いレベルで進んでいますが、ペットボトルキャップの方は、大半が捨てられるか燃やされているのが実情です。
JCVは、既に17年前から、「ペットボトルキャップの回収→子どもワクチン支援」に取り組み、全国各地の多くの方々から、支えてもらっています。
もちろん、JCVにとっては、寄付につなげていただいていることがありがたいのですが、ペットボトルキャップの回収・リサイクル自体が、廃棄プラスチック対策、CO2削減、資源循環、脱石油……、様々に、社会貢献、地球環境対策、SDGsにつながる尊い活動だと思っています。しかも、誰でも手軽に行動することができる、極めて身近な活動です」

飲食店は、飲料ボトルのキャップが出やすい環境です。
これまでも、こつこつキャップをためてきたのですが、明日の世界を担う子どもたちの健康維持に寄与するだけでなく、社会貢献や地球環境対策、SDGsにもつながるんですから、お客さまのお力をお借りして、ムーブメントを少し大きくしようと思いました。

こういった行動はそもそも、仕分けをしたり、集配所に持って行ったり、送ったりする手間や費用が煩わしいわけですよね。
それらをあおぞらが代行しますので、お客さまはポケットやバッグにキャップを入れて、あおぞらへお越しいただくだけ。
それだけのお手間と、あたたかい気持ちをお貸しください。
ただし、清涼飲料のキャップに限ります。
キャップを3個以上持ってきてくだされば、あおぞらにいる大阪のおばちゃん(私です)が飴ちゃん1個をプレゼントします。今日飲んだペットボトルのキャップ1個でも構いません。その場合は大阪のおばちゃんのウインクがつきます。

このプロジェクトのリーフレットをお渡しすると、みなさん、快く「わかったよ!」「うちにもキャップある」「もってくるね」と言ってくださいます。
あおぞらのお客さまは、ハートフル。
大阪のおばちゃん、飴を用意してお待ちしています。

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