今年も美味しくお酒が飲めますように

 昨年12月5日に「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことはご存知でしょう。500年以上前に原型が確立した日本の「伝統的酒造り」は、米や麦などを蒸す、麹(こうじ)を作る、醪(もろみ)を発酵させるなど伝統的に培われてきた技術が各地の風土に応じて発展し、自然や気候と深く結びつきながら伝承されてきた。こうした技術で製造される酒は、儀式や祭礼行事などにも使われ、日本文化で不可欠な役割を果たしてきたことが登録の要件となった。登録された酒造りは日本酒だけじゃなく、焼酎も泡盛なども入っている。
 さておき、正月はやっぱり日本酒だね。恒例、元旦に京都のお酒の神様を祀る「松尾大社(まつのおたいしゃ)」に初詣。焚き火に当たりながら、干支(乙巳 きのとみ)が書かれた升酒(一杯目1200円、お替り200円)で「今年も美味しくお酒が飲めますように」と健康祈願。因みに、この升は食堂あおぞらの燗酒徳利の袴(はかま)に毎年一年間だけなっているのはご存知だろうか。菰冠(こもかぶり)の四斗樽酒(今年は伊丹の白雪など)が二合飲めば一合あたり700円はお値打ちだ。三合飲めば更にお得だけど、そんなには飲めんバイ。ちょっとだけ乾き物入のポチ袋付きなのも嬉しい。

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