ジャスミンティは、中国語で茉莉花茶といい、中国で最も有名な香りの花茶、フレーバーティです。茶葉にモクセイ科ソケイ属のマツリカ(茉莉花)の花の香りを吸着させてつくります。
中国では福建省福州市が一大生産地として知られ、その生産地・生産工程と喫茶文化が「福州市のジャスミンと茶文化システム」として、2014年、国連食糧農業機関(FAO)の世界重要農業遺産システムに登録されています。中国北部では、来訪者を歓迎する時にジャスミン茶を提供するそうですが、日本では食事中や食後にいただくと、その香りとともに、口の中がさっぱりするような風味が愛されています。