食事が美味しくなる飲み物ってなんだろう。不味くなる組み合わせはあるのかな。古来いわれる「食い合わせ」ならぬ「飲み合わせ」はあるのか。
 お酒には食中酒といって、食事の最中に楽しむ、料理が美味しくなる酒がある。寿司と一緒に日本酒を飲む、肉料理となら赤ワインを飲む風景に登場する酒が食中酒にあたるんだろう。
 ノンアルコールも料理に合う、合わないがある。寿司に煎茶、肉料理ならミントティー、こってり中華なら烏龍茶とかマッチングする。まさかのコーラと寿司は許せない。「飲み合わせ」の代表例だ。
 こんなことがあった。「貧乏臭い」で話題の宇和島じゃこ天とシャルドネ種の白ワインの「飲み合わせ」、ドブ臭さが口の中に広がった。ウェ~っときた。ウイスキーやビールのお供の燻製品、イケると思って飲んだメルロー種の赤ワイン、だめだった。香りが打消合ったかな?しっくりこない。日本酒や黒糖焼酎に合うのは食中酒としても間口の広さを実感した。
 ちなみにマイブームの大分国東市の純米酒「西の関」、うなぎと合う日本酒コンククールで3年連続優勝だとか。食堂あおぞらなら“いわしの山椒煮」にベストペアリングってところかな。

<おまけ>
 50年ほど前に読んだ「ほんものの日本酒選び」に東の横綱は「越乃寒梅」、西の横綱「西の関」と書いてあった。ずっと覚えていて今年夏に国東半島にある「西の関」の蔵元訪問。リュックに背負って帰阪。よかったよかった!美味かった。

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